「ブログを書いてみたけど、少し読みにくい気がする」
「今回の記事は読者には少しわかりづらいかな……」
ブログを書いてみたけど、自分で読んでみて、読みづらい、伝わりづらいと感じたことはないでしょうか?
読者が読みやすいブログを書くためには、場数を踏むことが大切ですが、ちょっとしたコツを知っておくと上達が早くなります。
読者が読みやすいブログを書くためには、文章で工夫することも大事ですが、文章以外でも工夫できることがあります。
そこで、今回は読みやすいブログを書くために文章で工夫することと、文章以外で工夫することの2点に分けてお伝えします。
比較的実践しやすく、すぐに活かせることばかりなので最後までご覧ください。
【この記事のポイント】
- 読者にとってわかりやすいブログを書くポイントがわかる
- 読みやすいブログ記事を書く習慣をすぐに身に付けることができる
- 文章以外で読みやすいブログにするポイントがわかる
読みやすいブログ記事にするための文章6つのポイント
まずは、読みやすいブログ記事にするための文章のポイントをお伝えします。
特に難しいテクニックではなく、すぐに実践できる内容を主に紹介しますので、今後のブログの更新に取り組んでみてください。
一文が長すぎないこと|目安は60文字以内
読者が読みにくいと感じるブログ文章の特徴は、一文が長すぎることです。
【ブログNG例】
ブログ記事の構成は主にリード文、記事本文、まとめで成り立っており、特にリード文はとても読者に記事概要をつかんでもらい、興味付けを行うためには欠かすことができず、リード文がないと興味を持ってもらえないのですぐに離脱されます。(111文字)
一文が100文字を超えた例ですが、正直かなり読みづらく、内容を理解するまでに時間がかかります。
読者は考えながらブログを読みたくなく、読んだ瞬間理解したいので離脱の原因になることがあります。
では、次の場合はどうでしょうか?
【ブログOK例】
ブログ記事の構成はブログ記事の構成は主にリード文、記事本文、まとめで成り立っています。
特にリード文はとても読者に記事概要をつかんでもらい、興味付けを行うためには欠かすことができません。
リード文がないと読者に興味を持ってもらえないのですぐに離脱されます。
文章の途中で区切ることでリズムができて、読みやすくはなったのではないでしょうか?
あくまでも目安ですが、一文は60文字以内に抑えると読みやすくなります。
もちろん内容にもよりますが、思いつくままに文章を書くと、うち一文が長すぎることがあります。
60文字を超えると読みづらくなる傾向にあるので注意してください。
長くなるようであれば、2つの文に分けるか、無駄な言葉を削除するようにしましょう。
「です」「ます」が続かないようにする
ブログの文章で「です」「ます」の語尾が連続すると、文章が読みづらくなります。
【ブログNG例】
私は現在、会社員をしています。
会社の仕事は好きで特に不満はありませんが、2年後には起業しようと考えています。
私にはエステサロンを開くという夢があります。
だから、今は副業で休日だけ施術を行っています。
これが「です」「ます」調の連続です。
短い文章ではいいのですが、ずっと「です」「ます」の語尾が続くと違和感を与え、読みにくさを与えてしまいます。
そのため、可能であれば適宜語尾を「~しません」「~でしょう」「~でした」などに変えることでリズムが良くなることがあります。
【ブログOK例】
私は現在、会社員をしています。
今の会社の仕事は好きですし、特に不満はありません。
でも、2年後には起業しようと考えています。
私は以前からエステサロンを開くことが夢でした。
自分の夢を叶えるために、今は副業で休日だけ施術を行っています。
文章はそのままなのに、少し語尾を変えることで、かなり読みやすくなったと感じませんか?
もし、「です」「ます」が続いたと思ったら、不自然でない程度に語尾を変えてみてください。
漢字を必要以上に多用しない
一文のなかに漢字が多いと、文章全体に固く難しい印象を与えてしまい、読者が敬遠する傾向にあります。
例えば、「その為」「~という事」「勿論」「尚」「一旦」「~という程」「仰る」「貴方」「勿体ない」などです。
【ブログNG例】
貴方は記事を書く事が難しいと思っていませんか?
実は記事を書くことはコツを掴めば簡単です。
【ブログOK例】
あなたは記事を書くことが難しいと思っていませんか?
実は記事を書くことはコツをつかめば簡単です。
後者の方が柔らかい文章に感じて読みやすいのではないでしょうか?
一文の漢字の割合は30~35%程度に留めることが目安です。
専門用語に注意する
専門用語を使って悪いわけではないですが、ブログ記事で想定する読者のレベル感を考えるようにしましょう。
よく読めば理解できるようなことでも、読者は理解できない専門用語があると、「わかりづらい」「難しい」という印象を受けてしまいます。
もし、読者がわからないだろうと思われる専門用語は使わないか、使うとしても簡単に説明を記載するようにしましょう。
また、「〇〇〇とは?」という見出しを付けて、専門用語に対するわかりやすい解説を入れるのも1つの手です。
言葉の表現を統一する
文章を見直す際、言葉の表現を統一すると、より文章が読みやすくなります。
例えば次のようなものです。
- 「WordPress」「wordpress」「ワードプレス」
- 「パソコン」「PC」
- 「スマホ」「スマートフォン」
これらの表現は、下書きの段階でWord(ワード)の検索置換機能などを使って統一するといいでしょう。
見出しで記事の概要がわかるようにする
ブログの読者は、見出しで記事の内容を大まかにイメージします。また、記事本文はしっかり読まなくても、見出しは確認します。
後述するように、見出しは目次にも反映されるので、ますます読者は見出しで記事の概要をつかもうとします。
そのため、見出しでどういう内容が書かれているかが伝わるようにしましょう。
読みやすいブログを書くために文章以外で大事な7つのポイント
ここまで、読みやすいブログ文章の書き方についてお伝えしてきましたが、文章以外でも読みやすくするコツはあります。
それは、文章だけでなく、見た目に少し工夫を加えることです。
見た目に工夫を加えることで、同じブログ記事でも読みやすさが断然変わることもあります。
記事の内容はいいのに伝わらないのはもったいないので、以下の点は心がけてみましょう。
頻繁に文字色を多用したり文字を大きくしたりしない
頻繁に色を変えたりフォントを変えたりすると、かえってブログ記事はかなり読みづらくなります。
例えばブログの書き方に関する記事を書いたとして、以下の文章があったとします。
【ブログ文章OK例】
ブログ記事の本文を書き出す前に、まずは構成を考えましょう。
ブログを構成する要素は、「リード文」「記事本文」「まとめ」の3つで成り立っています。
リード文とは、記事の最初に概要を伝える導入文で、読者に共感してもらうにはとても重要です。
導入を書く理由は、読者に記事の概要をつかんでもらい、何が得られるか期待感を持ってもらいながら読み進んでもらうためです。
このブログ文章は、フォントを変えるようなことはしていなくて、たまに強調したい点を赤字にしている程度です。
この文章を、多様な色を使ってフォントの大きさも変えてみます。
【ブログ文章NG例】
ブログ記事の本文を書き出す前に、まずは構成を考えましょう。
ブログを構成する要素は、「リード文」「記事本文」「まとめ」の3つで成り立っています。
リード文とは、記事の最初に概要を伝える導入文で、読者に共感してもらうにはとても重要です。
導入を書く理由は、読者に記事の概要をつかんでもらい、何が得られるか期待感を持ってもらいながら読み進んでもらうためです。
まったく同じ文章ですが、どちらが読みやすいと思いましたか?
おそらく、NG例の方の文章は次のような印象を受けたのではないでしょうか?
- 重要な点がどこかわかりにくく、ポイントがわからない
- 目がチカチカする
- 大事なことを伝えていると思うが雑然として説得力がない
もちろん、ブログのコンセプトやブランディングによっても、適切な色やフォントの大小は変わります。
ただ、基本的にはブログの装飾については次の点を目安に考えるようにしてください。
- 基本的に文章は黒
- 強調したい場合は赤、もしくは太字とマーカー
- フォントの大きさは変えない
色やフォントはなるべくシンプルにした方が、内容が伝わりやすくなります。
色を変えるときは青色を使わない
先ほどの話の続きになりますが、文字の色を変える際、基本は赤を使って、青はなるべく使わないようにしましょう。
なぜなら、リンクの色が以下のように青色を基調としているためです。
上図は私のブログの例ですが、他のブログやWebサイトでも、リンクは青色になっていることが多いです。
そのため、文章を赤ではなく青で強調すると、読者は無意識に「他の記事に飛ぶのかな?」と思ってしまいます。
しかし、強調のために色を変えただけなので、もちろんクリックしても何も変わりません。
その時点で読者はかなり違和感を覚えてしまいます。
このような理由で、青色で強調するのはおすすめしません。
逆にリンクの色は青を基調とすることをおすすめします。
別の色では違和感を覚えられる可能性があります。
表や枠などを有効活用する
読者から共感される内容の記事で、しかもなるべくわかりやすく、読みやすく書いたとしても、単調に文章が続くだけでは読者が読み疲れします。
そのため、記事内容にもよりますが、以下のように表でまとめられるところは、表を使ったり、重要なポイントは枠で囲ったりするとメリハリが付いて有効です。
※表の例
※箇条書きを枠で囲んだ例
なお、アイコン付きの吹き出しを使って、ブログ記事を会話調で展開する方法もありますが、ブログのコンセプトや記事内容によっては活用していいでしょう。
ブログの記事内容そのままでも、視認性が変わることで読みやすさが大きく変わることがあります。
見出しを装飾する
視認性という観点で言えば、記事の執筆からは少し離れた話ですが、各見出しに装飾を加えるとブログが見やすく、読みやすくなります。
せめて大見出し、小見出しに装飾を加えることで、視認性が良く読みやすさの向上に繋がります。
※大見出し(h2)の装飾の例
※小見出し(h3)の装飾の例
上記のように、見出しの横や下部に線を入れるシンプルな装飾でもいいですし、全体に色を付けるのもいいです。
ブログ全体のデザインと統一感を図って装飾するといいでしょう。
WordPress(ワードプレス)の場合は、テーマ(テンプレート)によっては適切な装飾がすでに入っています。
箇条書きはおすすめですが…使いすぎない
読者を読み疲れされないためには、適宜箇条書きを使うのもおすすめです。
重要なポイントや要点などを箇条書きで書くことで、読者にとって文章よりも内容が頭に入りやすくなります。
ただ、箇条書きをする習慣を付けると、つい多用してしまうことがありますが、箇条書きの使いすぎはかえって読みにくくなります。
箇条書きをする場合は、各見出しに1つくらいを目安にして行うと読みやすくなることが多いです。
適宜画像を挿入する
見出しの直下など、適宜イメージに合う画像を挿入することでメリハリがつき、ブログが読みやすくなります。
記事本文ではなくて図表を使って説明した方がわかりやすければ、手間がかかりますが作成してもいいでしょう。
記事の冒頭に目次を挿入する
ブログ記事の冒頭、具体的にはリード文(導入文)の直下に目次を挿入すると、読者が記事のポイントをつかみやすくなります。
WordPressを利用している方であれば、プラグインを利用するか、テーマによっては目次を挿入する機能が付いています。
そのため、ブログを更新したら下図のような目次が自動で生成されるので、とても簡単です。
本屋で本を買う際にも、目次を見て大まかな内容を確認してから本を買うかどうか決めたことがあるかと思います。
ブログでも同じように、読者は目次を見て記事の概要を確認しますので、目次はなるべく掲載するようにしましょう。
【まとめ】明日から読みやすいブログを書くコツを実践しましょう
以上、読者が読みやすいブログをスラスラと書くための重要ポイントを、文章と文章以外で分けてお伝えしました。
いずれも難しい話ではなく、すぐに実践できることを中心にお伝えしました。
今回お話したポイントをもとにブログ記事を書くようにすることで、同じ記事内容でも読みやすさが大きく変わる場合もあります。
比較的実践しやすいことばかりなので、今後のブログの更新に役立てるようにしてください。
ただ、今回お伝えしたことは、ブログ記事で書く内容が固まっていることが前提になっています。
もし今回お伝えしたこと以前に、ブログがなかなか書けない、ネタが浮かんでこないという場合は、以下の記事も参考にしてください。
【関連記事】ブログが全然書けない・時間がかかる5つの理由とサクサク書くための解決策
【関連記事】ブログやSNSのネタ切れを解決して楽に更新するための重要な2つのコツ
ぜひ、本記事で読者が読みやすいブログを書けるようになるきっかけになれば幸いです。
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