私のオリジナルメソッド「all-in-oneブログ」を使った、二人三脚web構築スクールをご受講いただいているメンバーの年齢層は、主に40代以上の女性起業家の方が多いです。受講生から、
「パソコンが苦手でも3ヶ月で月商が7桁を超えました!」
「高額商品が継続的に何本も売れました!」
「メディアからの出演依頼までいただきました!」
という喜びの声をいただくのは、本当に励みになります。
一方で、私が女性起業家を中心にサポートしていく中で、気づいたことがあります。それは、起業に成功する女性には、いくつか共通点があることです。
そこで今回は、私がこれまで出会ってきたなかで気付いた、起業に成功した女性の共通点についてお伝えしていきます。
【この記事のポイント】
- 女性が起業で成功するポイントがわかる
- 遠回りすることなく成功に向かって突き進んでいける
- 今の自分に何が必要なのかわかる
目次
【特徴①】一生懸命売っていない
「売り込まずに……」「理想のお客様を引き寄せて……」というキャッチコピーをよく見ますが、起業に成功している女性は、たしかに売り込んでいません。
特に起業したばかりの方は、「どうやって集客したら良いのか?」ということを考えがちなのですが、集客ノウハウに奔走して成功している人はごく少数です。
集客に奔走して短期的には売上が上がっても、1~2年したら「あれ!? 最近見ない」という人も少なくありません。
商品を売り込む前に商品構築を優先する
これは、私のall-in-oneブログの核となるところで、繰り返しお伝えしていることなのですが、そもそも自分の商品を構築できなければ、集客以前の問題です。
商品構築が曖昧なまま様々な集客ノウハウに手を出したり、反応が良いと言われるキャッチコピーを付けたりしたところでお客様は集まりません。
- 自分が何をしたいか
- 自分の強みや魅力は何か
- 自分はお客様に何ができるか
- お客様は、あなたに何を求めているのか
- どのようにして社会貢献したいのか
具体的には、これらが明確でなければ、いくら集客に奔走しても長期的な成功は難しいと言えます。
一時的には売上は上がっても、商品設計がしっかりしていないので、相性の悪いお客様に振り回されたり、クレームが来たりしがちです。
逆に丁寧に商品構築をしていくことで、どのような集客の流れで見込み客を集めたら良いかがわかるので、自然とお客様が集まるようになっていきます。
1つの方法として、ブログを書きながら商品構築をしていく方法がありますが、詳しいことは次の記事で詳しく書いています。
【関連記事】ブログ集客で成功するなら最初の記事が大事!でも何を書けば良い?
最初から売り込み色の強いブログ記事を書かない
さて、私が講座のメンバーの皆さんによくお伝えする、ブログを書く際のポイントの1つに、「見込み客が知りたいことをしっかりと書いていく」というものがあります。
よく、ブログ記事とセールスのためのコピーライティングを混同してしまうのか、売込み色の強い記事を最初から書いてしまうことがあります。
ただ、セールスのためのコピーライティングは、商品構築がしっかりしていて、実績と経験がある程度できてから取り組むと、大きな成果につながりやすいです。そういった意味で取り組むのであれば、ブログ記事よりは、LP(ランディングページ)で表現すると良いでしょう。
商品構築がしっかりできていないのに、「売ろう! 売ろう!」と思うあまり、売り込み色、煽りの強い、まるでLP(ランディングページ)のようなブログ記事を書いてしまう……。
そんなブログ記事の添削依頼があると、私のレビューは少し厳しいものになります。逆効果になるのが目に見えているためです。
商品ができていない、実績がないうちから「売ろう」と必死に売り込むための文言を並べたとしても、それはただの強引な押し売りに見えてしまう可能性が大きいです。これでは、うまくいかない……ということは、もう、お分かりになると思います。
ただ、頭ではわかっていても、気づけば売り込みになってしまうことはよくあります。
なので、ブログ記事を書く前に、まずは見込み客が「知りたいこと」「わからなくて困っていること」「悩みを解決できること」を意識してから、ブログを書いていくようにしましょう。
無理にブログ記事を量産する必要はないので、見込み客の求めている情報を提供し続ければ、徐々に共感され、申込みに繋がります。
【特徴②】無理に高単価商品を作らない
起業してマーケティングを学ぶと、必ずと言って良いほど出てくるのが、「売上=客数×単価×継続回数(リピート)」という売上の方程式です。
そのため、「安価なサービスだけでは疲れるから、高単価の商品を作りましょう」と教える講座やセミナーは多いです。
たしかに、商品構築をしながら、高単価の商品を作っていくことは必要です。私の受講生でも、高い成約率で高単価の商品を販売できた人は少なくありません。
しかし、無理は禁物です。
単価が安すぎても高すぎても疲弊する
高単価商品を作ることは、実績も経験もほとんどない起業初心者の方には心理的にもハードルが高いものです。
高単価商品には、高単価の価値があると思わせる手厚いサポートが求められるので、ある程度の実績や経験は欠かせません。
それにも関わらず、売上を上げることや稼ぐことばかりを第一優先にしてしまって、無理に身の丈に合わない販売価格を設定してしまう人が意外と多いです。(逆に、しっかりと構築された商品があるのに「えー! 安すぎる!」という人も多いですが……)
最初から、無理した価格設定にしてしまうと、お客様は当然来ませんし、来たとしても迷惑をかけてしまいます。
何よりも、無理をして集客したとしても、実績・経験以上の価格でお客様と関わると、プレッシャーで自分の心をむしばんでしまいます。
割に合わない安すぎる単価設定では、疲弊してしまうのは当然ですが、高すぎても結局疲弊してしまうのです。
成功している女性起業家・経営者は、商品の価値と価格設定に無理がありません。
単価を上げるなら少しずつ上げていく
高単価商品を作ることは必要ですが、ステップを踏んで構築していくことをお勧めしています。
まずはweb構築を進めながら、無理のない販売価格で実績を積んで、お客様のニーズをつかんでいきます。起業したばかりであれば、「モニター期間」も必要です。
実績や経験をもとにして、自分の実力に合わせて手厚いサポートができる高額商品を構築していく方が、お客様から信頼されて、長く売れ続けます。
起業で成功している女性は、最初から高単価商品を売っていたわけではありません。
「単価を3倍にしても成約率が80~90%」というキャッチコピーもよく目にします。
たしかに可能ではありますが、このような成果がすぐに出る方は、商品構築ができて、ベースが完成している人です。
高単価商品を作るときは、焦らずに自分のペースで進んでいきましょう。
【特徴③】ITリテラシーは必要最低限のものだけ
起業に成功している女性は、ITリテラシーを身に付けている人が多いですが、決して難しい知識を身に付けているわけではありません。
必要最低限のITリテラシーで十分で、誰でも身に付けることができるものです。
ITと聞いただけで拒絶反応を示して、前に進めないのは本当にもったいないこと。
ITリテラシーとは、大きく分けて次の3つに分けられます。
- 必要な情報を取捨選択する「情報基礎リテラシー」
- パソコンの操作に関わる「コンピュータリテラシー」
- インターネットの概念に関わる「ネットワークリテラシー」
もともとは、1970~80年代のアメリカで、図書館で必要な文献などを見つけて活用するための「図書館リテラシー」が元になっていると言われています。
ITリテラシーというと、最新の知識や能力のように見えますが、基本的な考え方は古くからあり、難しいものではありません。
一つひとつ簡単にお伝えします。
必要な情報を取捨選択する「情報基礎リテラシー」
風の時代は、目に見えない情報や知識のないものが大切になっていく……という話を一度聞いたことがあるかと思います。
しかし、重要なことは、あなたにとって正しく有益な情報を見つけ出し、正しく活用していくこと。
これは「情報基礎リテラシー」と呼ばれるものですが、今やGoogleで検索してみても、SNSを見てみても、たくさんの情報で溢れています。
フェイクニュースや陰謀論といった、信憑性のない情報が紛れることも少なくありません。
起業したばかりの女性にとっても、SNSなどを通じてたくさんの情報が飛び交っており、一見すると魅力的な流行のノウハウが飛び交っています。
ただ、あなたにとって必要で長期安定的に使えるかどうかは別の話で、情報基礎リテラシーがないと、ジプシーするだけになってしまいます。
情報に振り回されないためには、やはり「あなたが何をしたいか」「どんなお客様に貢献していきたいか」という商品構築をしっかりすることです。
どうしても「売ろう!」とする気持ちが先行すると、氾濫する情報に振り回されやすくなるので注意してください。
パソコンの操作に関わる「コンピュータリテラシー」
Word、エクセル、パワポから、SNSやブログを活用するうえで必要なパソコンの操作に必要なスキルをコンピュータリテラシーと言います。
私もこれまで、様々な起業塾などに参加してみましたが、そこで気付いたことは、基本的なIT操作につまずいて、ついていけない人が多いことでした。
しかし、起業している女性にとって、難しくてマニアックなITスキルは、特に必要ないのです。
私のように、長年webやITを専門とした仕事をするなら話は別ですが、士業、コーチ、コンサル、セラピスト、エステティシャン、整体師といった方々は、基本的なITスキルで十分です。
マニアックで難解なテクニックに奔走しようとすると、商品構築など肝心の部分が見えなくなるので逆効果です。
ただ、せっかくお客様に役に立てる人なのに、基本的なPC操作でつまずくはもったいないことです。
パソコンは触って簡単に壊れるものではないですから、自分に必要なことだけで良いので、まずは触ってみましょう。
「使ってみたら、すごい便利!」と、パソコンに触るのが楽しくなってきます。
二人三脚web構築スクールでall-in-oneブログを実践するときに、私がよく使う言葉のフレーズに「パソコンはあなたの味方」というものがあります。
パソコンとITスキルは、正しく使えば、あなたを支えてくれる大事な存在なのです。
苦手……と逃げずに、最初は少しずつでも関わってほしいと思います。
インターネットの概念に関わる「ネットワークリテラシー」
ネットワークリテラシーとは、インターネットの正しい使い方や、利用するうえでのモラルやセキュリティのことを言います。
たとえば、私が以前二人三脚web構築スクールで学んでいただいた「パソコンは100%貸し借りしてはいけない」というのが一例です。
貸した後に、情報漏洩やパソコンに不具合があった場合、人間関係のトラブルに発展することがあるためです。
情報漏洩があれば、本来であれば個人情報保護法違反に相当するような大きな問題です。
会場でセミナーを開催するとして、資料を表示させるための、パソコンが動かなくなってしまった……。
こういう緊急事態では、止むを得ずパソコンを借りることもありますが、情報漏洩や不具合などのトラブルがないように、私は次の準備をしています。
- セキュリティ機能がしっかりとしているUSBメモリーにデータを入れておく
- レーザーポインターを準備して、パソコンに触れずに操作する
- USB接続を準備しておく
- Type-Cアダプターを準備しておく
これらの用意がないのに安易に「パソコン貸して!」と言ってしまうと、「危機管理能力がない人」とマイナスのイメージを持たれることになる場合もありますから、注意が必要です。
見落としやすいところですが、ビジネスでパソコンを使う機会は多い人は、少しでも意識してみてください。
【特徴④】相手への気配りができている
起業して成功している女性は、直感的に「なんか素敵な人だな」と思わせる人が多いですが、そういう人は、「気配りができている」人が多いです。
ただ、世間一般で言うところの気配り上手とは、少しイメージが違います。
以下、詳しくお伝えしますが、直感で素敵と感じる人に出会ったら、どういう人との関わりをしているか観察してみましょう。
気配り=プロの接客術ではない
気配りと言っても、高級ホテルや旅館のような格式高いマナーや、気の利いたプロの接客術のことではありません。
最低限必要とされる、相手を気遣う能力です。
先の「パソコンを安易に人から借りない」といった危機管理も、一つの気遣いです。
仮にどうしても借りないといけなくなったら、「これだったら安心して貸せる」と思わせるくらい、万全の対策をしたうえで借りること。
相手からは「私にトラブルがないように配慮できている人だ」と信頼してもらえるようになります。
気遣いができると、突発的なトラブルによるピンチがあっても、逆にチャンスに変えることができるのです。
ちょっとした表情やしぐさの変化を察知する
相手への気配りができる人は、お客様などの表情やしぐさの変化を瞬時に察知する力に長けています。
相手が何を求めているのか、求めていないのかを瞬時に読み取り、気になればすぐに問いかけたり、状況を先読みして行動できたりします。
ただ、これもプロの接客術のようなスキルは不要で、他人に興味があり、相手の立場に立って考えることができれば誰でもできることです。
逆に自分本位で「売ろう!」という意識が先行してしまうと、人への興味も薄れてくるので、相手の表情の変化なども読み取れません。
「人の役に立ちたい」という思いが強い人が魅力的に思えるのは、自然と相手の状況を的確に把握できることも大きいです。
【特徴⑤】スキルだけでなくマインドセットもできている
最後に、起業に成功した女性に共通しているのは、やはりマインドセットができていると感じます。
もちろん、スキルやノウハウも必要ですが、マインドがある程度ととのっていないと、どうしてもつまずいてしまいます。
やればできるのに、素質は十分あるのに、「自信がない」の一言で動けないなら、とてももったいないことです。
スキルの不足は、マインドセットができていれば、「まず、やってみよう」という気持ちで補うことができます。
失敗しても立ち直りが早く、前を向いて挑戦していけるので、結果的に早くスキルを習得できます。
何でもかんでも、すべて1回で全部成功することは、普通に考えれば、ありえないことだとわかっているはずです。しかし、失敗したくない…という気持ちが先行してしまうと、行動が止まってしまいがちです。
最初は失敗して当たり前。1回で成功したらラッキー!くらい気楽に考えて、どんどんチャレンジしてみてください。
逆にスキル不足を理由に自信を失うと、立ち直るのに時間がかかります。
マインドセットについては、詳しいことは以下の記事で書いています。
【関連記事】起業したいすべての女性に伝えたい!成功に欠かせない9つのマインドセット
【まとめ】起業に成功した女性の真似をしよう
以上、起業に成功した女性の共通点についてお伝えしました。
- 「一生懸命に商品を売る」よりも「何をしたいか」「誰の役に立ちたいか」を明確にする
- 高単価にしたいなら、無理のない範囲で少しずつ単価を上げていく
- 正しい情報をつかむ力、基本的なパソコン操作、セキュリティに対する気遣いを持つ
- 相手に興味を持って、気配りをする
- スキルだけでなく、マインドもしっかりと整える
あなた自身が、起業に成功した女性のように振舞うのも大事ですが、実際に今回お伝えした5つの特徴を持つ起業家仲間を持つことも重要です。
実際に成功するような特徴を持つ起業仲間と交流し、切磋琢磨しながら進むことで、自分に良い影響を与えて成長が加速するでしょう。
逆に、
- 自分の商品を売り込むことに必死
- スキル不足なのに高額商品を無理やり売っている
- 相手に対する気遣いが感じられない
このような人は、あなたに良い影響はありませんから、離れた方が良いでしょう。
成功する女性と関わり、真似をすることで、あなた自身も成功に向かって進んでいくことを願っています。
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