遠回りすることなく、短期間で成果を出そうとしたら、独学で進めるには無理があるので自己投資は欠かせません。

しかし、何でもかんでも自己投資して良いわけではなく、自己投資したつもりが浪費に終わってしまうこともあります。

40代で起業した私も、これまで自己投資して「失敗した!」と思ったこともあれば、「受講して本当に良かった!」と思ったこともあります。

そこで、今回は私のように40代以上で起業した方に向けて、自己投資して成功する人と失敗する人の特徴についてお伝えします。

【この記事のポイント】

  • 自己投資して成功する人と失敗する人の特徴がわかる
  • 短期間で自己投資額を回収できるポイントがわかる
  • 自己投資で失敗する確率を減らせる
  • セミナージプシーに陥ることがなくなる

自己投資して失敗する人の5つの特徴

自己投資の失敗

自己投資で成功する人の特徴をお伝えする前に、失敗する人の特徴についてお伝えします。

次にお伝えすることを知るだけで、自己投資で失敗する確率を減らすことができるので、ぜひ参考にしてください。

自分のレベルに合っていないことをする

自分のレベルに合っていない

高額の起業塾はたくさんありますが、多くの受講生が実績を出している素晴らしい塾は少なくありません。

起業塾で教えているノウハウやスキルの多くは、自分自身に落とし込むことで短期的に成果を出すことができるものになっています。

しかし、そのような塾でも成果を出せる人と、成果を出せずに挫折する人がいます。

ついていけずに挫折する人が、決して「怠けている」「努力していない」というわけではありません。

努力しているにも関わらず挫折してしまうのは、「自分のレベル感に合っていない」ためです。

「パソコンの操作が苦手」

「専門用語が多くてついていけない」

「初めて聞く話ばかり……」

このようなことは、起業塾に行ったりコンサルを受けたりしていると実際によくあるのです。

自己投資するときには、「自分のレベル感に合っているか」「苦手なこともサポートしてもらいながら成長できるか」という基準で選ぶことが必要です。

「こんなこと聞いて良いのかな?」と質問を遠慮してしまう

質問を遠慮してしまう

せっかく起業塾に通ったのに、自分のレベルに合ってなくて挫折してしまう人のなかには、ちょっと遠慮がちな人も多くいます。

講座中に習ったことで、「よくわからない」「どうしたら良いの?」と思っても、「こんなこと聞いても良いのかな?」と思って質問を躊躇してしまうのです。

もちろん、自分で調べたり考えたりすることが必要なこともあります。

しかし、特に最初は「どこで調べたら良いかわからない」「どの言葉で検索したら良いかわからない」ということも少なくありません。

起業塾に行くと、パソコンが苦手な方には馴染みのないような言葉もたくさん出てきます。

それにも関わらず、「こんなこと聞いて良いのかな?」と躊躇してしまっては何も解決しません。

少し勇気を持って質問することで、他の受講生にも「あ、それ私もわからない」「ちょうど私も聞こうと思っていた」と反応されることは案外多いです。

あなたが「こんなことを聞くのは恥ずかしい」と思うことでも、実は他にもよくわかっていない人は少なくありません。

勇気を持って質問してみることで、あなた自身の課題が解決するかもしれませんし、他の起業仲間にも役に立つことがあるのです。

ノウハウコレクターになっている

ノウハウコレクター

よく言われることですが、習ったノウハウを素直に実践しなければ成果は出ません。

いくらノウハウをたくさんかき集めたところで、何も身にならず結局ノウハウコレクターになってしまうだけです。

そもそもノウハウだけ習得するだけなら、高額の起業塾に通う必要はありません。

習ったことを自分自身に落とし込んで、スキルとして活用できるようになって初めて成果に結びつくのです。

自己投資しても失敗する人は、このようなノウハウとスキルを混同してしまうところがあります。

習ったことはノウハウで終わらせず、まずは実践してみて、自分自身に合うように活用していきましょう。

どれか1つでも自分のスキルとして習得できれば、大きく飛躍できます。

資格コレクターになっている

資格コレクター

自己投資は、何も自己啓発や起業塾だけの話だけではなく、資格取得も立派な自己投資の1つです。

自分自身の商品・サービスで欠かせない資格がある場合は、たしかに取得する必要があります。

しかし、資格をいくつも取ったからと言って、あなたの商品に活かせるとは限りません。

むしろ、資格を取ったとしても、なかなか商品構築できずにお客様を集められずに困っている人は多いのです。

特に、無闇にあれもこれもと資格をたくさん取得しようとしている方は注意です。

資格を取るにしても、商品を構築するうえで必要な資格を選ばないと、意味がないものになってしまいます。

資格を取る前に、「自分が何をしたいのか」「お客様に何を提供できるか」をしっかり考えるようにしましょう。

「お金さえ払えば丸投げしてOK」と思っている

お金払えば丸投げ

先ほどノウハウとスキルの違いについてお話しましたが、やはり教えてもらったことを、まずは実践してみる姿勢が必要です。

一方で、「お金払ったのだから何でもやってもらえる」「努力しなくて良い」という丸投げ姿勢では、結局何も身に付きません。

そういう依存体質の方は、少なくとも私の二人三脚Web構築スクールには向いていません。

もちろん、講師を頼って良いのです。「バカにされないかな?」「自分で調べろとか言われないかな?」と思うことでも気楽に聞いて実践してほしいのです。

「頼る」ことと「依存体質」は、似ているようで全然違います。

不器用ながらも人の力を借りながら、少しずつ前に進んでいくことで、変化と成長を実感できます。

自己投資して成功する人の5つの特徴

自己投資の成功

では、自己投資して短期間で成果を出して、支払った金額以上をすぐに回収してしまう人の特徴についてお伝えしていきます。

自己投資して成功している人のほとんど全員が、間違いなく次にお伝えする特徴を持っています。

投資、浪費、消費を意識している

投資、消費、浪費

よくお金の使い方には「消費、浪費、投資」の3つに分けられると言われます。

  1. 消費:生活する上で必要な出費
  2. 浪費:生活に必要はなく、ただの無駄遣い
  3. 投資:生活に必要はないが、収入UPなど将来に役立つ出費

株やFX、投資信託などの投資は、出費ではなく貯蓄や資産運用に該当しますので、ここで言う「投資」とはほぼ「自己投資」のことです。

浪費と自己投資の違いは、払ったお金で採算がとれるかとれないかの違いですが、かなり紙一重です。

自己投資のつもりで払ったお金が、採算・利益を得られず、浪費になることもあるのです。私も自己投資のつもりで、今思えば浪費だったということがあります。

もちろん、失敗から学べることも大きいので、「チャレンジしたい!」と思うことは思い切って飛び込んでみることも必要です。冒頭でお話したように、自分自身が飛躍していくには自己投資は欠かせません。

ただ、飛び込んでみるときは「自分にとって自己投資になるか、浪費になるか」は考えるようにしましょう。

「自分に合っていること」「一生モノのスキルとして使えること」であれば、払ったお金で採算が取れる可能性は高くなります。

また、長期的に物事を見るという視点も、とても大事です。

上手くいかなかった・・・と仰る人の中には、実はそれほど行動をしていないにもかかわらず、ちょっとの作業で即、自分が望む成果を得られることを求めている場合があります。長期的に見ることができ、あの時、投資をして、学んで実践したからこそ、今、成果が出せている!今後、成果が出せる!と言える人が成功する人と言えます。

「誰かの役に立ちたい」という思いが強い

人の役に立ちたい

自己投資して成功する人に共通することが、「誰かの役に立ちたい」という思いが強いことです。

人を幸せにしたいという思いよりも、「自分さえ儲かれば良い」という考えが先行していると、一時は成功しても、成功し続けることは難しいと思います。

商品構築しても、どこか「無理やり作った」「強みや魅力がわからない」ところが見え隠れします。

なので、いくら集客方法を習ったり、言葉巧みに売ったりしようとしてもお客様が来ないのです。

稀に売れてしまうこともありますが、それではお客様が不幸になってしまいます。もちろん、結果的に悪い評判が広がり、お客様が離れていきます。

あるいは、無意識の中で違和感が蓄積されて、やる気がおきなくて続かなくなったり、面倒くさくなってきたりして行動ができなくなってしまうことも多いように感じます。

これから起業しようという方は、「自分さえ儲かれば良い」という人ではなく、「誰かの役に立ちたい」という人と繋がるようにしてください。

自己投資するときにも、講師や受講生が「誰かの役に立ちたい気持ちが強いかどうか」で判断すると、失敗する確率が少なくなります。

年齢に関係なく挑戦している

私の二人三脚Web構築スクールでは、40代~50代の方の受講生がとても多いです。

受講生と接していて、確実に言えることは「誰かの役に立ちたいということに年齢は関係ない」ということです。これは、私の受講生の皆さんも同じように言っています。

また、私は受講生の肌感覚ではなく、以下のデータを見ても、40代以上の開業は決して珍しくないことがわかります。

開業時の年齢

※引用元:日本政策金融公庫 総合研究所「2020年度新規開業実態調査」

これは、日本政策金融公庫が発表している「2020年度新規開業実態調査」の開業時の年齢の調査結果です。

この結果から、2020年の開業時の年齢は、意外にも40歳代が一番多いことがわかります。

60歳以上:6.6%

50歳代:19.7%

40歳代:38.1%

30歳代:30.7%

29歳以下:4.8%

50歳代、60歳以上の起業割合も案外多く、「40歳代」「50歳代」「60歳以上」を合わせた割合は64.4%と半数以上です。

また、開業時の平均年齢も43.7歳で、図のグラフを見てもわかるように、2012年以降は徐々に上昇傾向にあります。

20代、30代が多いと思い込んでいませんでしたか?

私は起業したのが40代ですが、当時は正直なところ、年齢的にちょっと遅いチャレンジだな……なんて思っていましたが、近頃は、40代からの起業は遅くない!ということがよくわかります。

年齢に関係なく、「挑戦したいことができる」ということを示すと、周りの仲間も非常に勇気づけられます。

自己投資して様々なことにチャレンジするなら、「何歳からでも、どんな人でもできる!」という意気込みで向かっていきましょう。

忙しいなかでも時間を作る

忙しいときの時間の作り方

せっかく自己投資して何かスキルを身に付けようとしても、「忙しい」「時間がない」ことを理由に実践ができないと成果が出ません。

なかには、まだ起業準備中の方のなかには、本業が忙しい方もいらっしゃるでしょう。

家事や育児が忙しくて、なかなか時間が取れないという方もいらっしゃいます。それはすごくわかります。

私自身、わざわざ正社員から派遣社員に転身して起業準備をしました。

ただ、派遣社員だから残業がないと思ったのは大きな間違いで、残業で夜遅くまで働いていたので、思うように時間がとれずにいました。

疲れもあったりするので、帰宅してから、ちょっとだけ休むつもりが、うっかりすると、あっという間に時間が過ぎてしまって夜中になってしまう……。などということもありました。

ただ、私の受講生や他の起業家を見ていてはっきりと言えることは、自己投資をして、しっかりと短期間で成果を出した方は、多忙な方がほとんどでした。

忙しい時間のなかでも、優先度を上げて時間を作り、コンサル中に出てきた課題に真摯に取り組んできたのです。

  • 朝起きてから、出社までの時間
  • 子どもを送り迎えして、家に帰ってきてからの時間
  • 仕事から帰ってきて、寝るまでの時間
  • 休日のまとまった時間

人によって時間の作り方は違いますが、「時間がない」とあきらめるのではなく、「どうやって時間を作るか」を考え、実践した人は結果が出ます。

起業したら、タイムマネジメントが試される機会は何度も発生します。

今のうちに、優先度の高いことは、少しずつでも時間を作る習慣を作るようにしていきましょう。

「やれば成果が出る」という確信を持っている

やればできるという確信を持つ

自己投資して成功した人の大半は、実践するときから「やれば成果が出る」という確信を持っています。

当然ですが、「やれば成果が出る」「ちょうど学びたかったことだ」という確信があるとないのとでは、モチベーションが全然違います。

「必ず成果が出る」とわかっていれば、どんなに忙しくても、時間を作って実践するでしょう。

短期間で変化と成長を実感できるので、とても楽しくなってくるはずです。

そのため、自己投資の際は流行のノウハウに何となく左右されるのではなく、

「将来のために今、学んで実践しておこう!」

「せっかくの機会だからチャレンジしてみたい!」

「これなら私でもなんとかなるかも!」

「ちょうど習いたかったことだ!」

という基準で選ぶことが重要です。

ただ、「これだ!」と思うようなことでも、うまくいかないと、自信をなくしたり、落ち込んだりすることもあるかもしれません。

この場合、ちょっと改善するだけで大きな成果に繋がることも多く、すぐにあきらめてしまうのはとてももったいないことです。

一緒に切磋琢磨できる仲間と励まし合いながら、トライ&エラーを繰り返してみましょう。

繰り返しますが、自己投資で成功するには実践しかないのです。

【まとめ】自己投資したら必ず成果を出すという意識を持つ

以上、40~50代の起業家の方に向けて、自己投資して成功する人と、失敗する人の特徴をお伝えしました。

自己投資して成功する人自己投資して失敗する人
投資、消費、浪費を意識する自分のレベルに合っていないことをする
「誰かの役に立ちたい」という想いで実践している「こんなこと聞いて良いのかな?」と遠慮してしまう
年齢に関係なく挑戦しているノウハウコレクターになっている
忙しくても、時間を捻出している資格コレクターになっている
「成果が出る」という確信を持っている「お金さえ払えばあとは丸投げ」という思考

今の40~50代は、今まで若い時にできなかった新しいことに、これから、どんどんチャレンジができる年代になった!とも言えます。

特にこれから起業しようと考えている方は、年齢は関係ありません。先に紹介したように、実際に開業する人で最も多い年代は40代ですし、実際に活躍の場は多いです。

40代、50代で起業して、多くの人の役に立っている人は、若い人に負けないくらいの活力があります。

今回お伝えしたことが、これから起業準備を開始される方や、新しくweb集客や販売にチャレンジされる方、そんな方が起業したあとやwebを使った販売によって、大きく飛躍できるヒントになれば幸いです。

 

40代、50代はまだまだ若い!

【シニア起業&web販売にチャレンジ】二人三脚web構築スクール受講生事例

二人三脚Web構築スクール受講生 山田様

カリグラフィーアーティストの山田さん。山田さんはホームページ・Facebook・インスタなどは始めていたものの、なかなか成果がでない状態だったそうです。

受講後は各メディアを連携させていくことでオンライン通信講座を構築でき、初めてのweb販売で33万円の売上を達成することができました。

具体的なお話は下記のインタビュー動画をご覧ください。

 

 

 

二人三脚Web構築スクール受講生 石井様

大手企業に勤務されていた石井さん。定年退職後、webを使ってプロデュースの仕事を受注したいと考えていました。

100万円以上する高額の起業塾にも通って学んでみたものの、概要ばかりで実践がなく、結局よくわからないまま卒業となってしまったそうです。

ブログホームページの制作から、SNSの具体的な進め方や組み合わせから、web集客から販売までオールインワンで学ぶことができ、実践することができました。

受講後、初めてwebを使った見込み客集めに挑戦したところ、470名のメールアドレス=見込み客集め成功し、15名からお申込みをいただくことができました!

その後も、メルマガ読者に新しい商品やサービスを提供出来、プロデューサーデビューも無事にスタートさせることができました。

具体的なお話は下記のインタビュー動画をご覧ください。

 

 

 

二人三脚Web構築スクール受講生 大土様

大土さんは現在まだ会社員として働いていらっしゃいます。セカンドライフについて考えた時、ご自身の経験から、ヘルスケア関係の情報発信をしていきたいとう想いが生まれたとのこと。パソコンはお仕事でも使っていらっしゃるため、ある程度使うことはできていました。けれども情報発信に必要なSNSについてはまったくわからなかったそうです。

そこで積極的にさまざまな講座やセミナーなどに参加されたとのこと。しかし一般的な講座では、各SNSについて部分的なことは教えてもらえますが、全体像がまったく繋がらなかったそうです。そして「わからないところはここを見てください」と言われるだけ。あっちつかず、こっちつかずでふらふらしている状態だったと言います。

このままではまずいと、マンツーマンで教えてくれる方を探していたときに、二人三脚Web構築スクールに出会いました。

受講した結果、ブログの構築からメルマガの発行までの流れを作ることができました。まだここがゴールではありませんが、自分のベースができたことで、起業のスタートラインに立つことができたと感じていただけました。

このスクールでは受講生に合わせ、マンツーマンでやりたいと思っていることに向かって、順序だてて指導しております。大土さんは、一つ一つの課題を必死にクリアしていくうちに「いつの間にか形になっていた」と感じたと仰ってくださいました。

また他の受講生との交流もあるので、他の方の様子も見て参考にしたり、刺激を受けたりすることもあります。シニア起業はコンパクトに、まずは一人でやっていく方がほとんどではないでしょうか。そんなとき違う道を歩いていても横や前を一緒に歩く起業仲間がいるのはとても励みになります。

定年退職を控えて、まずは勉強だけでも…というのはモチベーションを保つのが難しいこともあります。このような交流もあると、モチベーションを保ったまま起業まで進めるのではないでしょうか。

 

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