「起業したい！」と思う女性は年々増える一方です。しかも私のように40代を過ぎてから起業しようという人がとても多くなってきています。

私は、主にパソコンが苦手な女性起業家、経営者を中心に最適なweb販売方法や仕組みを提案しています。

マンツーマンで受講生さんとやり取りしていると、ノウハウやスキルではなく、マインドでつまずく方も少なくありません。

せっかく人の役に立てるような強みを発揮できるのに、マインドセットのところでつまずき、前に進めなくなっているのです。

all-in-oneブログでは、難しくて特殊なノウハウを使うわけでなく、あなたに最適なweb販売方法を提案するので、あとは素直に行動すれば成果が出ます。

それなのにマインドセットでつまずいてしまうのは、もったいないことなので、私はマインド面でもサポートすることがあります。

今回は起業したい女性に向けて、前に進んで成功するために必要なマインドセットをお伝えします。

なぜ起業したいのか、なぜ変わりたいのかに立ち戻る

とにかく「実践＆行動」あるのみ！

起業準備中の女性であれば、一度は耳にしていることでしょう。

私も「実践＆行動」だと思っています。

いくらノウハウをお伝えして、あなたに最適な方法を提案したとしても、行動しなければ、何も変わりません。

とはいってもモチベーションを保てなければ、実際に行動することは難しいです。

無理やり行動したとしても、モチベーションが保てなければ続きません。

では、どのようにして行動するモチベーションを保つか?

それは、「なぜ起業したいのか?」「なぜ変わりたいのか?」ということに立ち返ることです。

「人の役に立って自分で収入を得るようにしたい」

と思いながら、まだ漠然としている方もいるかもしれませんが、最初はそれで良いのです。

all-in-oneブログでは、商品構築する際にコンセプトを明確にしていきます。そのため、自然と「なぜ変わりたいか」「私だからできることは何か」がはっきりします。

大切なのは、あなたが「変わりたい」「人の役に立ちたい」という思いを持つこと。

それが、あなたの背中を押して行動を起こさせる原動力になります。

■「不安」「怖い」ままでも行動してみる

「実践＆行動しよう！」と言っても、実際に前に進もうとしてブレーキがかかってしまうことがあります。

「起業」という新しいことに挑戦するわけですから、どうしても「不安」「怖い」という感情が出てきます。

例えばITやパソコンの苦手意識が強ければ、パソコンでブログやSNSを立ち上げることに「自分にもできるかな」と不安を覚えます。

しかしWordpress（ワードプレス）でブログを立ち上げると言っても、HTMLやCSSといった難しい知識は必要ありません。(HTMLやCSSって何? と思われた方は、特に気にしなくても大丈夫です)

やってみればわかりますが、例えばアメブロやはてなブログの更新と同じ操作要領で、ブログを書くことができます。

何より、パソコンはいくら触っても、よほどの事がない限り、基本的には壊れません。

このように、起業すると、「不安」「怖い」「やったことない」ということが多少出てきますが、まずは前に進んでみましょう。

「やってみたら意外とたいしたことなかった！」

「成長できた感じがする！」

と今まで気付かなかった楽しさを味わうことができます。

やってみたらできることなのに、蓋をして前に進まないのは惜しいこと。

「不安」「怖い」をむしろ楽しむくらいで前に進んでいきましょう。

同じような環境にいる志の高い起業家仲間を作る

「不安」「怖い」を抱えながらも前に進む！

と言っても、「不安なものは不安！」「怖いものは怖い！」もの。私も同じような気持ちになることがあるので、とてもよくわかります。

会社員と違って、起業家はとても自由でありますが、「孤独」でもあります。隣のデスクの人に気軽に相談できるわけでもありません。

自分ひとりで突き進もうとしても、どうすれば良いかわからなくなったり、不安でいっぱいになったりすることもあります。

ただ、個人起業家、一人ビジネスであっても、一人で悩みを抱える必要はありません。

同じような環境にいる、志の高い起業家仲間を作ることで、お互い切磋琢磨することは可能です。

まったく畑違いの起業家でも構いません。遠方にいる仲間でも構いません。

今ではzoom（ズーム）やClubhouse（クラブハウス）などのツールもありますから、遠方の仲間同士で繋がることも簡単にできます。お互いの気持ちがわかり、共感できることも多いものです。

「こんなときはこうしたら良いよ」

と相談に乗ってもらえますし、とても心強い存在になります。

起業しようとしているのはあなただけではありません。

そして起業しようとしている女性は、似たような悩みを持っていたり、乗り越えたりしています。

きっと、あなたが前に進めるヒントがいくつも用意されていることでしょう。

仲間を「自分を応援してくれる味方」だと信じる

同じ環境にいる仲間は、あなたを応援してくれる味方です。

誰かを蹴落としたり、いじめたりしようとしている起業家仲間はごく少数です。まだ何もしていない状態の時から怖がる必要なんてありません。

残念ながら一部、知識も技術も明らかに不足している状況なのに、インターネットに転がっている情報を鵜呑みにして、それを自分の知識かのように見せて言葉巧みに売りつける。

人の商品やサービスを盗んで、こっそり高額で売ろうとするなど、「自分さえ儲かれば良い」と言わんばかりの行動を取るようなモラルのない起業家もいます。

ですが、そういう人からは離れれば良いだけです。

これまで仕事を頑張ってきた。人のために尽くしてきた。スキルを磨いてきた。

いろいろな経験を積み、真摯に学んできた志の高いあなたであれば、志の高い仲間が味方してくれるのは間違いありません。

私のところに来てくれる受講生も、クライアントであると同時に、私にとっては志の高い仲間でもあり、味方でもあります。

正直なところ、商品やサービスの構築を行うときは、時に、厳しいことお伝えすることがあります。

それはあなたに本当に成果を出して欲しい、理想のライフスタイルを手にしてほしい、何より心が豊かになって欲しいと思っているからです。

これは私に限った話ではなく、あなたに集まってくる仲間も同様です。

「自分を応援してくれる味方」であれば、今までの自分の価値基準で感情的になるのではなく、アドバイスも受け止めながら行動してみましょう。

すると、今まで見えなかったステージに立つことができます。

ネガティブな言葉を使わないように少し意識する

起業すると、今までにやったことのないような経験もしますから、失敗することもあるでしょう。

最初は、なかなかお客さんが来なかったり、慣れないことに戸惑ったりして、落ち込むこともあるでしょう。

私も常に明るくて前向きというわけではなく、最近でも落ち込むときは落ち込みます。

落ち込んでいるときは、どうしてもネガティブな言葉が出てきがちです。自分を奮い立たせるポジティブな言葉はなかなか出てきません。

だからといって、ずっとネガティブな言葉を発したところで、どんどん気持ちは落ち込むばかり。

発する言葉は、自分の思考に大きな影響を与えてしまうので、ネガティブな言葉を出すほど悪循環になってしまいます。

またネガティブな言葉は他人にも伝わってしまい、せっかくできた仲間が離れてしまうことになりかねません。

そうは言っても人ですから、そういった言葉と使ってしまう事だってあると思います。

できればそういった言葉は使わないようにしたいですが、思わずネガティブな言葉を使ってしまったとしても、使い続けるような事がないようにしたいものです。

どうしても聞いて欲しい。何とかしたい時には、無料相談で話してみるとか、辛い時には、専門の臨床心理士を頼るなどして、カウンセリングをうけてみるなど工夫してみてください。

独立・起業を目指しているのであれば、ほんの少しだけで良いので、使う言葉がネガティブにならないように意識してみましょう。これだけでも随分とマインドが変わってきます。

感情に流されず客観的に物事を捉える

「ネガティブな言葉を使わないように意識する」といっても、「常にポジティブになろう」というわけではありません。

ポジティブになろうとして、事実とはかけ離れた、自分が思ってもないような言葉を使うのも意味はありません。

むしろ落ち込んでいるときに、無理やりポジティブになろうとしても、自分が苦しくなってしまうだけです。

大事なことは、ポジティブやネガティブといった感情にとらわれるのではなく、事実を淡々と見つめること。

例えば、「雨が降って外出する気が起きず、どんよりする」というのは感情ですが、「雨が降っている」というのはただの事実です。

起業に置き換えれば、「お客様が来なくて落ち込む」は感情で、「お客様が来ない」が事実。

事実を客観的に捉えることで、「今どういう状態で、どうしたら良いか」と解決策を考えられるので、迷いがなくなります。

何より、感情に振り回されないことで気持ちの切り替えが速くできるようになりますから、気持ちがとても楽になります。

落ち込んでいるところを人に見せても良い

先ほど、「ネガティブな言葉を使うと人が離れる」とお伝えしましたが、ずっと落ち込んでいるところを隠す必要はありません。

むしろ、自分の悩みをひとりで抱え込むことの方が問題です。

そのときに頼りになるのが仲間の存在です。

「じつは、こんなことで悩んでいて」「こんなことがうまくいかなくて……」

など、自分が悩んでいることを相談するのは何も悪いことではありません。

「ネガティブな言葉を使う」と「悩みを相談する」は全然違います。

ただ、悩みを相談するときは、感情に流されるのではなく、事実を淡々と伝えて、どうしたら良いか一緒に考えるようにしましょう。

悩みを抱えているときの仲間の存在は本当に心強いもので、そのときのアドバイスをもとに大きく飛躍することもあります。

落ち込むということは、決して悪いことではなく、次のステップに進むためのシグナルとも言えますね。

流行のノウハウに安易に飛びつかない

会社員を辞めて起業しようとすると、初めて知るような情報がたくさん飛び交ってきます。

例えば起業ノウハウでも、星の数ほど情報で溢れかえっています。

「いったい何が良いのかわからない！」

このように考えているなら、まずは安易に飛びつかないようにした方が良いです。

どの情報も間違ったものではないと信じたいですが、使い方を間違えると、「大きなお金を投資したのに、何も役に立たない」ということになってしまいます。

特に集客に関するノウハウは、そもそも商品構築ができていなければ、まったく意味がありません。

先ほど「実践＆行動」と書いているので、一見すると矛盾しているように聞こえます。

ただ、それは「成果が出る！」と確信を得たときの話で、情報を得たばかりのときは冷静に俯瞰して見ることも大切です。

例えば起業塾に行くような場合は、次の3点を見極めると失敗するリスクがなくなります。

迷ったら、「敢えて行動しない」という選択も、時に必要であることも忘れてはなりません。

ただし、是非やってみたい！ チャレンジしてみたい！ と思えるなら、怖がってばかりいても仕方ないので、思い切って飛び込んでみることで道が開ける事も多いです。

お客様を選ぶ権利がある

起業したばかりの頃だと、どんなお客様でも受け入れて、言うことを何でも聞いてしまいがちです。

ですが、どんなお客様でも受け入れてしまうと、当然ながら疲弊してしまいます。

お客様に振り回されてグッタリした経験がある方も多いのではないでしょうか？

相性の悪いお客様は断る

特に注意しないといけないのは、お客様に「モノ・金・情報・時間」というあなたの貴重なリソースを奪っていく人。

例えば、

このような「クレクレ星人」や「テイカー」に振り回されると、ストレスがたまりますし、時間の無駄です。

とはいえ、起業したばかりでお客様を選ぶことは、なかなかハードルが高いことかもしれません。

しかし、忘れないでほしいことは、「あなたにもお客様を選ぶ権利」があるということ。

あまりにも相性が悪いと思ったお客様は、断ることも必要です。

相性の悪いお客様を断っても、またお客様がやってくる

商品構築がしっかりしていて、販売の仕組みが成り立っていれば、相性の悪いお客様を断っても問題ありません。

しばらくして、相性の良いお客様がやってくるでしょう。

空間に何かがなくなると、埋めるように別のモノが入ってくる。これを「真空の法則」と言いますが、起業すると実感できます。

「相性の悪いお客様は断って問題ない！」というマインドを持つようにしましょう。

相性の悪いお客様に振り回されて、他のお客様を受け入れる余裕がなくなる方が問題です。

お客様を選ぶ際は、この「真空の法則」を思い出してみてください。

【まとめ】マインドが整えば成功が加速する

以上、起業したい女性が成功するために必要なマインドセットについてお伝えしました。

もう一度おさらいしますと、

今回紹介した9つのマインドセットができると、落ち込んでも立ち直りが早いですし、何と言っても気持ちが楽になります。各項目で、気になるところは、何度もご覧になってみてください。

少しずつ迷いがなくなりますし、行動に対するモチベーションも上がります。

マインドを整えることができれば、成功が加速します。自分が望む未来に向かって突き進んでいくことができるので、ストレスもありません。

起業家、もしくは起業準備中の方は、もし何かつまずいたり、落ち込んだりすることがあれば、この記事を思い出して、何回か読み返してみてくださいね。

どれかひとつでも取り入れることで、気持ちが楽になり、あなたが再び前に進むことができることを願っています。

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