インスタのプロフィールは、自分の人となりを伝えたり、インスタからブログやホームページとの懸け橋として利用したりと、大切な役割を果たします。
特にインスタ経由で見込み客を集める場合は、このプロフィールにどんな情報を記載するかが重要になります。
しかし、インスタのプロフィールの名前は30文字、自己紹介文は150文字という文字数制限があるため、書ける情報が限られます。
この記事では、制限のあるインスタのプロフィールにどんなことを、どんな手順で書いていけばいいかをお伝えします。
【この記事のポイント】
- インスタのプロフィールの書き方が理解できる
- フォロワーを増やすことができる
- インスタ経由でブログやホームページを見てもらい、見込み客になってもらえる
目次
インスタ経由で興味を持った方は必ずプロフィールを見る
タグ検索等でインスタであなたの投稿を見つけ、興味を持ったユーザーの行動はとてもシンプルで、大半の方は次のような行動を取ります。
①どんな人が投稿したのかが気になり、プロフィール欄を見に行く
②プロフィールを見たら、ますます気になってきた。
③とりあえずフォローする
④さらにブログやホームページもチェックする
インスタの投稿はブログやホームページなどのURLを貼ることができないので、ユーザーの行動は、ほぼ「投稿→プロフィール」の一方通行となります。
つまり、インスタ経由であなたに興味を持ったユーザーは、ほぼ確実にあなたのプロフィールを確認します。
プロフィールで興味を持ってもらえれば、フォローしてもらえたり、ブログやホームページをチェックしてもらったりしてもらえます。
逆にプロフィールで興味を持ってもらえなければ、そのままユーザーが離脱することも考えられます。
インスタのプロフィール写真のポイント
インスタのプロフィールで最初に目に付くのがプロフィール写真(アイコン)です。
ユーザーが最初に投稿をチェックした時点でもプロフィール写真は見ることができますが、プロフィールではより大きく表示されます。
インスタとブログ、他のSNSと連携する場合は、基本的には同じ写真を使用することで問題ありませんが、次の点には注意してください。
- 商品・サービスのコンセプトに合った写真であること
- インスタや誘導するブログ・ホームページのテーマに合っていること
- プロフィールではっきりと顔がわかるような写真にすること
- 丸い枠に収まるような写真にすること
インスタの名前のポイント
インスタのプロフィールで、次に見られるのが、インスタの名前です。
名前は30文字まで記載することができますし、自己紹介文は150文字までという制限があります。
そのため、名前の欄には、自分のビジネスネームだけでなく、できれば自分自身の商品・サービス名や肩書き、商品コンセプトを記載するといいでしょう。
なおユーザーネームは、変更すると今まで使ってきたアカウントやインスタのURLが無効になり、インパクトが大きいです。
その分、名前に関しては気軽に変更しやすいので、必要に応じて一時的に変更するのもいいでしょう(〇〇参加者募集中など)。
ただし、インスタの名前の変更は14日間で2回までしか変更できないという制約があるので注意してください。
インスタの自己紹介文の書き方8つのポイント
インスタのプロフィール写真や名前については、商品コンセプトに合ったものを掲載するくらいで、そんなに悩む要素はないかと考えられます。
おそらくインスタのプロフィールで多くの方が悩むのが、150文字の制限がある自己紹介文ではないでしょうか?
150文字といえば、ちょうどTwitterの1投稿くらい(140文字)の分量ですが、なんでも書こうとすると、すぐに制限を超えます。
そこで、限られた文字制限のなかで、興味を持ってもらう自己紹介文の書き方についてお伝えします。
なお、インスタの自己紹介文は何回も修正できるので、適宜ブラッシュアップしていきましょう。
一番お客様に伝えたいことを最初に書く
インスタのプロフィール欄の自己紹介文は、上図のように「続きを読む」をタップしないと最初の2~3行しか表示されない仕様になっています。
そのため、一番自分がユーザーに伝えたいことを最初に、コンパクトにまとめて書くようにしましょう。
そうすることで、「続きを読む」をタップして後半を読んでもらえたり、ブログやホームページなどのURLをクリックしてもらえたりします。
具体的にどんなことを最初に表現するかというと、人によって違いはありますが、次のようなものです。
- お客様が商品・サービスを使う最大のメリットを表現する
- 商品名では伝えきれない商品・サービスのコンセプトを表現する
- お客様が主に悩んでいることや欲求を表現する
詳しいことは後述しますが、これをわずかインスタのプロフィール2~3行で表現することになるので、簡潔明瞭に表現するようにします。
箇条書きなど一行ずつメッセージを書く
インスタの自己紹介文の欄では、文章を書こうとしないということです。
どういうことかというと、150文字の制限のなかで、「ですます」「である」という文末など文章を書いてしまうと、あっという間に150文字を超えてしまいます。
また、文章になってしまうと面長な印象を与えてしまい、ユーザーが負担に感じてしまうということもあります。
スッキリと表現するために、内容を箇条書きにするなど一行ずつメッセージを掲載するようにしましょう。
私のインスタのプロフィールも、ポイントを抜き出して、一行ずつメッセージを書くようにして、区切りのいいところで改行を入れるようにしています。
絵文字・顔文字は適度に使うが、使いすぎないようにする
インスタのプロフィールというと、絵文字や顔文字を使っている方も多いと思います。
たしかに、絵文字・顔文字については、適度に使うことで親近感が出るので、ある程度は使ってもいいと考えています。
ただ、絵文字や顔文字については人や商品・サービスによって違いがあり、多めに使った方がいい人と、ほとんど使わない方がいい人に分かれます。
例えば、男性の経営コンサルタントが、インスタのプロフィールに絵文字や顔文字をたくさん使うと違和感を覚えます。
柔らかい雰囲気の女性の起業家であれば、ある程度顔文字や絵文字を使うことで柔らかさが出て、自然と親しみがわいてきます。
共通することは、過度に顔文字・絵文字を使いすぎないことです。
カラフルになりすぎて、見た目がやたらと派手になってしまうと、内容が頭に入ってこなくなるためです。
商品・サービスのコンセプトを具体的かつ簡潔明瞭に表現する
先ほど簡単にお伝えしましたが、見込み客を集めるためにインスタを活用するのであれば、商品・サービスのコンセプトを簡潔に書くようにします。
ただ単に「起業コンサルタントです」「都内で活動しているセラピストです」では、曖昧なイメージしか持たれません。
インスタのプロフィールは表現できることが限られますが、だいたい以下のことが伝わるように、簡潔ながら具体的に表現するようにしましょう。
- どんなお客様をターゲットとしているのか?
- お客様がどんな悩みを持っているのか?
- お客様がどんな欲求を持っているのか?
- 悩みや欲求を持つお客様に何を提供できるのか?
- 他のサービスとどんな点が違うのか?
方法としては、まずは最初から150文字以内に収めようとせず、上記について箇条書きでいいので書いていきます。
文字数制限を考えず、とにかく書けるだけ書いてみます。
その中で優先度の高いことに絞って選んでいきます。
ある程度伝えたいメッセージが絞れてきたら、特に優先して伝えたいことを最初に書くようにします。
この作業だけでも、インスタのプロフィールはほぼ完成すると言っても過言ではありません。
これまでの経験・実績やお客様の声を簡潔に表現する
すでにビジネスの経験を積んでいる方であれば、これまでの経験や実績(延べ〇万人、〇年の経験など)や、お客様の声を簡潔に掲載するのも一つの手です。
お客様の声を抜粋することによって、あなたの商品・サービスで得られたメリットが説得力を持って表現できます。
そのため、あなたの商品・サービスへの関心を直接的に引き出すことが可能となります。
ただ、これもインスタの文字制限を考えると表現できることが限られます。
これまで、お客様にアンケートをお願いしていた方であれば、どの声を選べばいいか迷うかもしれません。
この場合は、以下のように考えていくと、見込み客に興味を持ってもらえそうなお客様の声をピックアップできるようになります。
- 自分が来てほしい理想のお客様の声であること
- 「こんなこと言っている人が多いな」という感想を抜粋すること
- 自分に対して強く感謝しているお客様の感想を抜粋すること
インスタのプロフィールに掲載できるお客様の声は、せいぜい1~2行なので、上記の観点で絞って選んでいきましょう。
伝える内容を絞るほどブラッシュアップされるという意識を持つ
ブログ記事や各SNSの投稿と違い、インスタのプロフィールは文字数の制約から、表現できることが限られます。
「全然言いたいことが表現できない」と考えてしまう方も多いかもしれません。
ただ、言葉は「凝縮するほど強くなる」という側面があります。
要約すればするほど、言葉を絞れば絞るほど伝えたいことが鮮明に浮かび上がってきます。
「これだったら、この言葉で表現するともっとわかりやすい」といったことが言葉を絞る過程で思いついてきます。
このように、伝える内容を絞るほど、内容がブラッシュアップされるという意識を持つようにしてください。
ハッシュタグ「#」を追加する
プロフィールの自己紹介文にハッシュタグ「#」を追加することで、投稿だけでなく紹介文がタグ化されます。
そうすることで、投稿だけではなく、ユーザーを直接プロフィールに誘導できる可能性があります。
ただ、150文字という制限を考えると、そんなに多くのハッシュタグを追加するわけにもいきません。
あまり多くのハッシュタグを追加すると、他の書きたいことが書けなくなる可能性があります。
そのため、ハッシュタグを追加するような場合でも、一行に収まるくらいを目安に絞るといいかと考えられます。
この場合も、過去のインスタの投稿などを見ながら、いくつかハッシュタグ候補を挙げたうえで厳選していくようにしましょう。
余裕があれば自分の趣味や休日の過ごし方を書く
余裕があれば、自分の趣味や休日の過ごし方、興味関心事を書くことで、親近感を与えることができます。
例えば自分の好きな食べ物、旅行でよく行く場所などを簡潔に書くなどです。
ただ、150文字という制限を考えると、インスタをビジネス活用する場合は優先度が低くなり、書くとしても一行くらいではないかと考えられます。
「余裕があれば趣味について書いておく」くらいの認識で問題ないかと考えられます。
ストーリーズハイライトを活用する
インスタのプロフィールを構成するうえで、もうひとつ重要な要素がストーリーズハイライトです。
ストーリーズハイライトは、過去に投稿したストーリーをプロフィールの自己紹介文直下にまとめて設置している機能です。
プロフィールの自己紹介文では伝えきれなかったことや、メディアの掲載、セミナーや講座の開催報告などタイムリーな話題を入れるなど、様々な活用方法があります。
ストーリーズハイライトは、最大100個までの過去のストーリーを掲載できますが、画面に表示されるのは上図のように4~5個までです。
また、一番左のストーリーのクリック率が高くなりますので、見てほしいストーリーを左から順番に配置するようにしましょう。
ストーリーズハイライトの追加の方法は、以下の手順の通りです。
①インスタのアプリでプロフィール画面を表示する。
②画面右上にある[+]をタップする。
③「ストーリーズハイライト」をタップする。
④ハイライトに追加したいアーカイブのストーリーをすべて選択する。
⑤ハイライトのカバー写真とタイトルを設定する。
⑥画面右上にある「追加」をタップすると、プロフィールの自己紹介文直下にハイライトが表示される
【まとめ】興味を持ってもらい、見込み客になってもらえるプロフィールに
以上、自己紹介文を中心に、インスタのプロフィールの書き方についてお伝えしました。
タグ検索などであなたの投稿を見たユーザーは、少しでも興味を持てばほぼ確実にプロフィールを確認します。
本記事で紹介したようなプロフィールを書けば、フォローしてもらえたり、ブログやホームページを閲覧してもらえたりするなど、見込み客になってもらえます。
なお、インスタは今では無形ビジネスの方も積極的に活用するようになっています。
無形ビジネスの起業家の方の投稿については、以下の記事も併せてご覧ください。
【関連記事】40代以上・無形商材も!ブログ×インスタ連携のメリットと重要ポイント
ぜひ、本記事を参考にして、インスタから理想のお客様に出会うきっかけになれば幸いです。
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