自分史ブログで高校生時代を書いてみると、もっともっと沢山の出来事があったはずなのに、意外にもあっさりと書き終わってしまったように思えました。
書こうと思っていた出来事をなぜか流してしまう・・・そういったこともあると思います。それであっても、全く気にしないでください。あなたの人生の出来事は、あなたが書いてみたい!書いてみよう!と思えたものだけで全く問題ありません。もし、あなたが後から書きたい事を思い出したり、書いてみよう!と思ったら、その時に追加すれば大丈夫です!
目次
いつの間にか”昇華”できている出来事に気づく
自分史を書いていると、いつの間にか”昇華”できている出来事が沢山あることにも気づきます。自分の成長にも気づくことができます^^
それを言語化できれば、あなたの自分史は、きっと、もっと多くの人の人生のお役にたてるとは思いますが、それであっても無理はしないでください。沢山の出来事を詳細に書かなくてはいけない・・・などと、自分を追い込む必要もありません。
それに、単に出来事を詳細に思い出せないとか、そういったことよりも、あえて書かなくても良いかな・・・なんて思えたりすることもでてくると思います。
自分史ブログの更新期間があいてしまったって構いません。あなたの物語です。ゆるーく書いていきましょう!シニア世代ともなれば、ミドル世代に比べて、長期に渡って書くことができます^^ゆっくりでも時間がかかっても良いので、区切りの良いところまで書いてみるようにしましょう!
日本の高校は義務教育ではない
貧しい家庭環境で育った私にとって、「学校教育」の問題を身をもって考えさせられたのは高校受験の時でした。高校受験って、当たり前にできるわけではないんですよね・・・。
父が「高校だけは行かしたる。」そう言ってくれた言葉を今でもはっきりと覚えています。
単願で受験する高校も決められており、その受験に失敗したら就職。と決められていたとしても、高校受験にチャレンジできて、無事に高校生活を送ることがきた私は幸せだったと思います。でも、子供ながらに「経済格差」=「教育格差」を感じずにはいられませんでした。
文部科学省の「高等学校教育の現状」のwebページには次のような事が書いてあります。(2020年10月23日現在)
(高等学校の現状)
○ 今日の高等学校は、それぞれの学校ごとに入学者選抜が実施されているものの、全体としては中学校卒業後の生徒の約98%が進学しており、その結果、生徒の興味・関心、能力・適性、進路等は極めて多様となっている。
○ 例えば、学力面については、極めて高い能力を有している者がいる反面、小学校及び中学校での学習内容を十分に修得していない生徒も少なからず見られる状態となっている。
○ また、高等学校を中途退学する生徒は少しずつ減少してきてはいるものの、依然として5万人を超えている。
○ こうした状況の中で、特に普通科の高等学校は、大多数の保護者や生徒の進路希望が大学進学であるため、大学入試に大きな影響を受け、その準備のための教育に偏りがちとなり、学校教育法に規定する高等学校教育の目標の達成等を軽んじる嫌いがあるとの指摘がある。
○ 他方、職業学科の高等学校は、将来の職業に対する目的意識を持たせる教育を通じて、主体性や自立心が育まれ、卒業者に対する産業界からの評価が比較的高くなっているとの声がある。
98%の生徒が高校に進学している現状があるのであれば、義務教育でも良いのでは?と言われるのもわかりますよね・・・。
「お金」のない家庭にとっては、義務化をされたとしても「無償」ではないので、「経済格差」=「教育格差」が解消されるわけではありません。
それでも、教育の機会が少しでも広がってくれれば、一人ひとりにもっとチャンスが広がるのにな・・・。なんて、思わずにはいられませんでした。
この頃の思いは、私の未来の「仕事」に影響を与えています。”経済”と”教育”について、関心を持つきっかけになりましたし、「教える」「伝える」という仕事に対して、なんとなくですが、興味を持つようになっていきました。
バイト禁止でもバイトしないと高校の学費が払えない
withコロナの時代である今(2020年)、仕事を失って家計が苦しくなり、大学の学費が払えない学生が増えた・・・。という話題をTVや雑誌、インターネットで見るようになりました。
でも、それよりも以前からずっと、大学どころか高校生活だって、家計が苦しくて学費が払えない人たちだっていることを忘れないで欲しいな・・・なんて思いました。
「社会勉強のために!」とか「欲しいものがあれば高校生なのだから自分で買いなさい!」といった、前向きな理由でバイトをする学生は明るいと思います。
周りの大人からも「偉いね~」などと言われて、自己肯定感だって自然にUPしていきますよね^^でも、そんな学生生活を送れる人ばかりではないんですよね(^^;
「バイトしないと高校の学費が払えないからバイトする。」「大学受験なんてとんでもないけど、進学のために必要だからバイトする。」。しかも、中途半端な進学校に行ってしまったばかりに、「いかに自分の家が貧乏なのか・・・」を証明して、バイトをしなければならない。そんな高校生は、withコロナの直前の今の時代だって沢山いらっしゃるはずです。
そんな学生さんの気持ちが痛いほどよくわかります。心から応援したい気持ちでいっぱいになります!
大丈夫!この経験が後からきっと役に立つ!そう信じて欲しいですし、私自身、今でもそう信じています。
自分史を書いてみて、当時を振り返ると、決して明るい気持ちではバイトできませんでした・・・。それでも、、ちょっとフテ腐れてたとしても、暗い気持ちだったとしても、将来のために、頑張ってバイトをして、お金を貯めた経験は、後から活きているなぁ~なんて思います。
若いころは「負けてたまるか!」そんな気概だってあったように思います。(今は体力も気力もだんだん失われてしまいましたが・・・)大人になったときに、踏ん張りどころで踏ん張れる力は、この時の悔しさをバネにした頑張りから生れたように感じることができたんです!暗い気持ちのままで終わらせることはないんですよね!
中高年になってからも「大学生になる」夢は忘れない!
今だからこそ、堂々と言えるようになった「夢」があります。自分史を書いたからこそ言えるようになった「夢」が私にはあります。
それは、あなたにとってはそんなこと・・・と思えることかもしれません。学生の頃には敵わなかった「夢」というか「憧れ」。
それは、「大学生」になることです。
今からだって遅くないよ!ーーー そんなに簡単に言わないでください…(誰も言ってないですよね…)。
今は他にもやるべきことが多くて、あと、まだまだ時間とお金が必要で、なかなか踏み出せないでいます。
でも、いつか叶えようと思っています。学びたい分野も決まっています。私の事を知る「縁ある人」には、伝えるようにしています。
このように言っていても、将来の事なんてどうなるのかはわかりません。また違ったことを思い、言っているかもしれません(保険でこのように書いておこうと思います)。
ですが今、「将来、大学生になって学びたい!」と言葉にできた私は愛おしい存在であると思えるようになりました。ちょっと前まで、恥ずかしくて言えませんでしたから…。
自分史ブログを書くことで、あなたがやりたかったことが見つかるかもしれません。
また、あなたの「夢」や「目標」がみつかるかもしれません。
お金をためることや仕事は、その夢や目標を叶えてくれる「手段」であるのかもしれません。
もし、お金を貯める事や仕事を「目標」にしてしまっていて、苦しんでいる人がいらっしゃるとしたら、一度「自分史ブログ」に目を向けてみてください^^
いきなり書いてみてください!とは言いません。心に留めてみてくださるだけでも構いません・・・。
高校生時代の自分史まとめ
下記のタイトルをクリックすると、高校生時代のそれぞれの「自分史エピソード」が読めます。
この中では、「看護師さんVS婦長さん<わがままな母の看病で大泣きしました>」が人気の記事だったように思います。
あなたの気になったエピソードがありましたら、是非、ご感想やコメントをお寄せくださいね^^
温かい気持ちで見ていただけましたら嬉しいです!
⇒ 看護師さんVS婦長さん<わがままな母の看病で大泣きしました>
高校卒業おめでとう!そして、専門校入学おめでとう!
大学受験は叶わなかったけれど、進学を諦めず、親に逆らってしまいましたが・・・専門校の受験で合格できました。
バイトをして原付バイクも購入できました。
諸経費はかかりましたが、学費が全額無料だったので私のような貧しい家庭の学生には本当に助かりました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました!
これからもバイトの日々は続きますが、諦めないあなたは素晴らしいです。社会人デビューに向けて頑張ってくださいね♪
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